しおん/（34）

第二十二話♥️～跡(あと)～

彼女の太ももが、そっと柔らかく触れている。
押しつけられているわけじゃないのに、
逃げ場がなくなる感触だった。


さっきまで忘れていたのに、
この距離になると、ふっと甘い香りが届く。
息を吸うたびに胸の奥まで満たされる。

深く吸えば飲み込まれそうで、
浅く吸うほどに余計求めてしまう。


ゆっくりと、布が滑り落ち、
そこへ視線が落ちる。
下着に残った『跡』が、隠せない熱を物語っていた。


触れられる前から、
もう彼女に見透かされていたことに気づく。

その事実が、
恥ずかしさよりも先に胸を震わせる…



To be continued❤️
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M性感の世界感をお届けしたくて、
あなたの視点で書いています💖
あくまで『世界観の物語』実際のプレイとは異なる描写もありますので悪しからず…🩷

前回のお話が気になる方は…
第二十一話♥️～お見通し～
を読んでくださいね。


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