大阪店 11時-ラスト
しおん/(34)
T155/ B83(B)/ W57/ H84

壊される―彼女の手で導かれる快感の底
「……大丈夫」
「気持ちいいことしか、しないよ?」
そう言って彼女は、
ゆっくりと俺の足を開いた。
理屈ではなく、身体が従っていた。
手がやさしく触れる。
指先が肌を滑る。
わかっているのに、力が抜けていく。
ペニ〇にはまだ触られていない。
どうにかして欲しくて堪らない。
それでも、腰が浮いた。
背中が跳ねる。
喉が詰まる。
「あ……声出ちゃうね…」
彼女は、まるで“俺の反応”を愉しむようだっ
た。
「めっちゃかわいい…」
自分が、自分じゃない。
けれど恥ではなかった。
男であることを壊されるのではなく、
男のままで快感に“導かれている”。
何度も、震えた。
何度も、意識が遠のいた。
ただひとつ言えるのは――
俺は今夜、「女に抱かれて、壊された男」
として、はじめて「本当の自分に」会ったと
いうことだ。
前回を読んでいない方へ:
「抱かれる―彼女にすべてを委ねる夜」も、ぜひ読んでみてください。
抱かれるって?のご質問への回答編連載写メ日記です(笑)