ももか/（30）

溜まってるんじゃない？ももかに全部洗わせて？

昨日からずっと頭に残ってるでしょ？

ももかの指先、あの感触、

全身が包まれたあの泡の温もり…。

──「ほら、また壁に手をついて？」

ももかの甘い声が耳元に響くたび、

体が熱くなるのを止められない。

「今日はもっと、深いところまで…

　　ももかが全部、洗ってあげるね？」

背中を優しく撫でて、

腰をゆっくりと抱えるように泡を広げていく。

君のカラダが微かに震えるのが手に伝わる。

「うん、そうそう…次はね、

　　ちょっとだけ…足を開いて？」

（ももかの指示に従って、

　少しだけ足を開くと、ももかが背後に回る）

──「ほら、もう少し…お尻、少し突き出して？」

（言われるがままに腰を少しだけ反らせて、

　両手を壁について支える体勢）

──「ふふ…恥ずかしい？

　　　でも、ちゃんと綺麗にするには必要だからね…」

ももかの指先がゆっくりと背中から腰に降りていく。

泡が滑らかに広がり、ももかの手が太ももから

少しずつ内側へ、内側へと滑っていく。

「ねぇ、感じてるでしょ？

　　　お風呂入っただけじゃ…

　　　こんなふうにはならないよね？」

（ももかはさらに近づいて、

　後ろから優しく体を包むように抱き寄せる）

──「次は…もっと深いところまで…

　　　隅々まで洗わせてもらうから…

　　　ちゃんと…ももかに任せて？」

耳元で囁かれる声に、

体がビクッと跳ねてしまう。

「ふふ…洗ってるだけだよ？

　　恥ずかしい？でも、まだまだ終わらないよ？」

（ももかの手がゆっくりと泡を滑らせて、

　後ろから全てを撫でていく…）

──「ほら、もっと素直になって？

　　お尻、もっと突き出して…

　　ちゃんと…全部洗えるようにね？」

（ももかの指先が優しくなぞるたびに、

　心臓の音が響いて、

　顔が熱くなるのが止まらない）

「次に会う時は、ももかが全部…

　　もっと深いところまで、洗わせてもらうね？」

──これで逃げられない。

お風呂入っただけじゃ、もう満足できない…

ももかの洗浄は、次のステップへ。