ももか/（30）

初めての体液プレイ…あの“あったかい”感覚が忘れられない。

興味本位で頼んでみた、体液プレイ。

正直、最初はどんな感覚なのか、全く想像できなかった。

目の前に立つ彼女が、少し笑いながら近づいてくる。

そして、ゆっくりと顔に手を添えられた瞬間、

ほんの少しだけ心臓が高鳴るのを感じた。

──「顔、舐めていい？」

囁かれる声に、思わず頷いてしまう。

次の瞬間、舌先が頬に触れた。

ひやっとするのかと思ってたけど、違った。

あったかい…。

唇の端から頬骨、耳の後ろまで、じゅる…と音を立てながら舐め回される。

その感覚は…言葉にできないほど心地よくて、

気づけば目を閉じて、彼女の舌の動きだけを感じていた。

──じゅる…

耳の裏を這う感触、背筋がゾワッとする。

「気持ちいい？」って囁かれて、思わず「うん」って小さく答えた。

次は、鼻Fぇら。

顔全体を支配するように、舌が這い回ってくる。

鼻筋に沿って優しく舐められ、先端をちゅ…っと口に含まれる。

思わず息が漏れた。

**じゅる…じゅる…**と湿った音が響いて、顔全体が覆われるような感覚。

「こんなところまで舐められるの、初めてでしょ？」って笑いながら見つめられた時、

自分が完全に支配されてるのがわかった。

彼女の舌は、あったかくて、柔らかくて、気持ちよくて、

少しでも動かれるたびに体が反応してしまう。

──興味本位だったはずなのに。

気づけば、また同じ感覚を求めてしまっている自分がいる。

あのあったかい舌の感触、じゅるじゅると響く音、

全部、忘れられない。

「また…舐めてほしい？」

囁かれた言葉に、小さく頷くしかできなかった。

──また、行きたくなってる。

この温もり、もっと深く感じたくて。