大阪店 11時-ラスト
ももか/(30)
T163/ B92(G)/ W62/ H100

最終話 ……ちゃんと、“お座り”してて、偉かったね。
何時間、待たせたかな?
じっとしてるだけで、びしょびしょにして。
喋らされることもなく、触られることもなく。
ただ、「支配される」という悦びだけに身を捧げて。
よく我慢したよね?
お口も、声も、目線も、ちゃんと“従ってた”。
――でもね?
「……まだ、解いてあげへん。」
足を開くでもなく、閉じるでもなく、
脚の間に“ももかさん”が座っただけで、
びくって跳ねて、目が潤んでる。
「欲しかったんやろ?
でも、“ちょうだい”って言えてへんよ?」
首輪の金具が、静かにカチャッと鳴る。
身体じゃなくて、“心”を従わせた証拠音。
そのまま、唇を耳元に這わせて、
甘く、優しく、でも――冷たく一言。
「……もっと欲しいって、泣いてみぃ?」
そして、零れる寸前で止めるのが
“ももか式・ご褒美の寸止め”。
「大好きな顔、いっぱい見せてくれてありがとう。」
「今夜だけは……“かわいそう”にしてあげるね。」