大阪店 11時-ラスト
ももか/(30)
T163/ B92(G)/ W62/ H100

第二章「この布一枚が、ぜんぶ狂わせた。」
「……つけてみる?それとも、着せてほしい?」
ベッドの上に広げた、繊細なレースのランジェリー。
淡いミルクティー色のレースが、どこか少女みたいで──それでも、艶がある。
私が君の指に触れて、そっとブラを手渡すと、
少し震えながらも、ぎこちなく胸元に当ててみる。
「……ん、似合ってる。ううん、“もう君のもの”だよ。」
ゆっくり、肩にかけて、ホックを留める。
その一瞬で、空気が変わる──
脚を通すショーツ。ヒップを包むその感覚。
下着なのに、裸より恥ずかしい。
だけど、どこか安心してる。
「大丈夫。今日はね、
“君が愛される日”なんだよ?」
見えない場所の“スイッチ”が、カチッと音を立てた気がした。
そのまま私の胸に飛び込んできた君を、
何も言わず、抱きしめた──