大阪店 11時-ラスト
ラン/(33)
T153/ B86(D)/ W58/ H87

ブーツの誘惑
コツ、コツ、と艶やかなヒールの音が床に響く。
その音だけで、喉が渇くような興奮がこみ上げてくる。
視線の先には、黒く光るロングブーツ。足首から膝までぴたりと吸いつくようなレザーが、彼女の美しい脚のラインを際立たせていた。
「そんなに見つめて……好きなんでしょ?」
彼女がわざとらしく脚を組み替えるたびに、ブーツの革が擦れる音が耳をくすぐる。舌を出してしまいそうな衝動を堪えていると、彼女がふっと笑った。
「じゃあ、触らせてあげようか?」
挑発的な声とともに、目の前に足が差し出される。
震える手でそっと触れると、しっとりとしたレザーの感触が指先に伝わる。熱を帯びた革のぬくもりに、思わず喉が鳴った。
「そんなに嬉しそうに触るなんて……ほんと、可愛い」
彼女は足をすっと引き、ブーツの先で俺の顎を持ち上げる。
柔らかな唇がすぐ目の前にあるのに、触れられない。じらされるほどに、欲望が煽られていく。
「じゃあ、キスしてみる?」
囁く声に誘われるまま、ブーツの先端に唇を寄せる。
熱っぽく吸い付き、舌を這わせると、彼女の吐息が微かに乱れる。
「ふふ……いい子ね。でも、もっと綺麗にしないと」
そう言いながら、彼女はブーツをすっと突き出し、俺の唇を蹂躙するように撫でた。支配される感覚に、快感が背骨を駆け上る。
「もっと舐めて……綺麗になるまで、ね?」
抗えない支配の中、俺はただ彼女の命令に従うしかなかった——。