さき/（30）

太ももにハンバーグ。※閲覧注意

先日、家の中でクッションに足を取られ、
ツルッと滑ってドスンと転倒。


まるで昭和のコントのような
見事なズッコケっぷりに、
自分でも思わず笑ってしまった。


しかし、笑っていられたのも束の間、
太ももにズキズキとした痛みが…。
慌てて氷で冷やしてから就寝。


翌朝、恐る恐る太ももを確認すると、
そこにはハンバーグほどの大きさの青あざが！
さすがに心配になり、病院へ向かうことに。


診察してくれたのは、優しいおじいちゃん先生。


「…あらあら、転んじゃったの？
これはね、レントゲンは撮らなくても大丈夫よ。

大腿四頭筋はね、骨が太くて血管も多いから、
内出血が目立つけど心配いらないよ。」


先生の穏やかな言葉に、ほっと一安心。


見た目はまるでDVを受けたかのような
痛々しさだけど、


特別な治療は必要なく、
あとは時間が解決してくれるとのこと。


しばらくは、この“ハンバーグ”と共に
過ごすことになりそうだけど、
無事で何より。


太ももに浮かぶそれは、
ただの内出血ではない。


“日常のパンチライン”だ。