さき/（30）

🎧 やきもち色の春、そっと降る雪。

🎧 DJさきの「今日の一曲」 vol.21


こう見えて、元DJの音楽オタクなわたし🎵


気まぐれで不定期ですが、
私のおすすめ音楽を紹介していく
このコーナー👏


さて、今日は…


寒い日にぬくぬくしながら
ほっこりしたくなる一曲。

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太陽さん / 青葉市子



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ランチの後、コーヒーを片手に
ホッとひと息つく時間。


そんなときに聴いてほしい、この曲。


ギター一本のシンプルなアレンジに、
奥ゆかしく、どこか物憂げな歌声が響く。


派手さはないけれど、
じんわりと心に沁みてくる。
　　

あいみょんのように、
ストレートな言葉とメロディで
グッと引き込むタイプではなく、


青葉市子は、詩のような表現で
そっと寄り添ってくる。


同じ弾き語りスタイルでも、
アプローチの仕方がまったく違うのが面白い。


「太陽さん　あのひとを好きにならないで」


まるで、太陽にやきもちを
焼いているみたいな言葉。


でもそれは単なる嫉妬ではなく、
“誰にも知られたくない大切なもの” を
守りたい気持ちにも聞こえる。


「髪の先をくすぐるような　おおきな手をしてる」


光が髪をそっと撫でる様子を
“手” にたとえる表現。
情景が浮かぶような言葉の選び方が、とても詩的。


午後の光とともに、
ゆったりとした気持ちになれる一曲。


慌ただしい時間に戻る前の、
ほんの少しの ほっこり をくれる音楽。


今日は、春なのに雪が降る寒い日。


本当ならあたたかいはずの陽射しが、
どこか頼りなく感じるような、そんな午後に。


窓の外の静かな雪を眺めながら、
温かい飲み物と一緒に聴いてみて。


太陽のぬくもりが、少しでも近くに
感じられるかもしれないから。