五反田店 11時-翌3時
さき/(30)
T153/ B87(E)/ W58/ H88

🎧泣き疲れた空に、光が差す。
🎧 DJさきの「今日の一曲」 vol.10
こう見えて、元DJの音楽オタクなわたし🎵
気まぐれで不定期ですが、
私のおすすめ音楽を紹介していくこのコーナー👏
さて、本日は…
そろそろ卒業式シーズンも近づくなぁとぼんやり。
私が思うに、新しい形での卒業ソングを
チョイスしました🧑🎓
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目が明く藍色/サカナクション
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サカナクションといえば、
ダンサブルでノリのいい楽曲が
広く知られているけど、
私にとって印象に残っているのは、
この情緒的な一曲。
J-popでは珍しい7分近い長尺。
でも、その時間を長いと感じさせない。
物語のように起承転結がはっきりしていて、
まるで一本の短編映画を観たような気分になる。
中盤には、
多重録音が折り重なる部分もあって、
先日紹介したQueenの
「Bohemian Rhapsody」を思わせる。
だけど、そこに電子音が融合されているので、
懐かしさと新鮮さが同時にやってくるような
不思議な感覚。
歌詞に登場する
「制服」の描写から察するに、
この歌の主人公は
多感な高校生の男の子なのだろう。
何者でもない自分に嫌悪感を抱き、
背伸びをした自分をまた悔しく思う。
現実と向き合い、涙を流す夜もある。
「自分のことなんて、
誰にもわかってもらえない。」
揺れ動く心の中で、
そんな孤独を抱えている。
でも、藍色に染まる空を目に焼き付けて、
次に目を開いたとき——
そこには、少しだけ変わった自分がいる。
「俺は、ありのままでいいんだ。」
そう思えたとき、
世界は驚くほどシンプルに見える。
そしてきっと、そんな自分なら、
いつか「君」にもわかってもらえる気がする。
“悲しみの終着点は、喜びへの執着さ。”
執着を手放した瞬間、
彼は自由になった。
「このままでいいんだ。」
そう思えるような、
力強くも優しい一曲。
えちちSPA♡さき